iOSのBuild

2025/08/27

Releaseビルドを作る

flutter build ios --release
この結果、build/ios/iphoneos/Runner.app が生成される

XcodeでArchiveを作る

  • Flutterプロジェクトの ios/Runner.xcworkspace を Xcode で開く
  • 上部のターゲットを「Any iOS Device」などに切り替え
  • メニューから Product > Archive を実行
  • 終わると「Organizer」ウィンドウにアーカイブが表示される

アップロード（Distribute App）

  • Organizer でアーカイブを選択 → Distribute App
  • 「App Store Connect」→「Upload」
  • Apple ID / Team を選択して進める
  • 署名やBundle IDが正しければアップロード完了
  • 数分後に App Store Connect > TestFlight にビルドが表示される

審査提出には fvm flutter build ipa --release で作成したIPAファイルが必要
flutter build ios --release だけでは App Store Connectに提出できる形式（IPAファイル）にはなっていない。

コマンド目的出力物審査提出可否
flutter build ios --releaseXcodeでアーカイブするためのプロジェクト構成を作成Xcodeが使う .xcarchive 構成❌（IPAを作らない）
fvm flutter build ipa --releaseApp Store Connectへアップロードできる完成IPAを生成.ipa ファイル（例：build/ios/ipa/Runner.ipa）✅（TransporterまたはXcode Organizer経由で提出可）

💡 Flutterチームは公式に「App Store提出用には build ipa を推奨」。
flutter build ios は主に「Xcode上でArchive作業を手動で行う前提」。

1．Flutterでコード修正（例：Restoreボタン追加など）

２．pubspec.yaml の version を更新（例：1.0.3+110）
→ 後半の build number（110など）を上げる

３．以下のコマンドを実行

fvm flutter clean
fvm flutter pub get
fvm flutter build ipa --release

４．生成物確認
build/ios/ipa/Runner.ipa が作成される

５．Xcode ではなく Transporter.app または Xcode Organizer でアップロード
　　→ App Store Connect に 新しいビルドが表示されます